排尿ケアチーム
排尿ケアチームとは
入院中は、治療や症状緩和のために尿道カテーテルを挿入することがあります。尿道カテーテル挿入中は尿路感染症などの合併症を起こすことがあるため、1日でも早く抜去し、合併症を防止することが大切です。また排尿自立の方向に導くことは、人としての尊厳を守り、ADL増進・早期退院・寝たきり患者の減少につながります。排尿ケアチームは、専門知識を持った多職種での包括的排尿ケアをおこない、排尿を自立に導き、患者さんのQOL向上を目指します。
メンバー
以下のメンバーで、連携しながら活動しています。・泌尿器科医師・皮膚・排泄ケア認定看護師・所定の研修を終了した看護師・理学療法士
活動内容
●カンファレンス・回診(毎週火曜日)排尿ケアチームと病棟リンクナースとで情報を共有し、各職種の視点から意見を出し合い、患者さんの状態やニーズに合わせたケアを提案しています。
●排尿ケア委員会(年4回)
●院内研修会職員全体 年1回
看護職員 年1回
病棟リンクナース 年3回
●尿道カテーテル留置率・尿道カテーテル挿入日数・有熱性尿路感染症の発生率調査
●院内マニュアルの作成と管理
<カンファレンスの様子>
<回診の様子>