No.6 (2013.07.11)
第6回 脳卒中合宿セミナーを終えて
織姫と彦星が年に1度会える日(平成25年7月6〜7日)に、脳卒中に情熱を燃やす多職種の医療職のメンバーが今年も県内外から当院の研修ホールに約200名集まって、脳卒中合宿セミナーで暑い1日を熱く過ごしました。
今回のテーマは「次世代に伝えたい 〜脳卒中医療のやりがいと教育」でした。特別講演では、松原俊二先生(川崎医科大学脳神経外科 准教授)からは急性期脳梗塞の血管内治療とSCUでのチーム医療について、また石山光枝先生(日本脳神経看護研究学会 理事長)からは脳神経リハビリテーション看護認定看護師の目指すものとその将来、そしてこの秋に長良川国際会議場で開催される国際学会(WFNN)について、それぞれ情熱あふれるご講演を拝聴することができました。
脳卒中合宿セミナーの各レクチャーも回数を重ねるごとにその洗練度を増してきており、いずれも聴講者の皆様からも大変高いご評価をいただきました。なかでも、90分間を費やした特別企画「次世代に伝えたい 〜脳卒中医療のやりがいと教育」では、施設や職種を超えて、実りの多い素晴らしいプレゼンテーションとディスカッションが繰り広げられました。
済生会富山病院脳卒中センターは、今回の脳卒中合宿セミナーで貯えたパワーを発揮して、これからも質の高いチーム医療と情熱あふれる脳卒中医療を展開していきたいと考えています。
(文責:久保道也)
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